陽がよく当たる広い中庭。今は洗濯物を干すスペースとしてだけ使われていました。この中庭に面した南側にLDKを配置することにし、母親の寝室と夫婦の寝室をできるだけ離し、お互いのプライベートを確保できるように配慮しました。浴室、洗面、トイレはどの部屋からも等距離で移動できるようにしています。以前は、和室だったLDKの天井は板張りをそのまま見せ、ホワイトのなぐり塗装をして、ヴィンテージ感あるしつらいに変えました。希望だったバリアフリーには全ての床を下げることで対応しました。そうすることにより、天井が高くなり広い空間へと生まれ変わりました。耐震チェックも行い将来的な使い勝手も考慮した間取りの二世帯住宅へのリノベーション。